
簿記三級はネットとペーパー試験どっちが良い?

ネット試験が気になるけどペーパーとの違いあるのかな?ちょっと不安
こんな人のための記事です。
私自身2021年4月に簿記三級ネット試験を受け一発合格しました。

この記事を読むと、
簿記のCTB(ネット)試験に関する疑問・悩みが解消します。
これから簿記を受験しようと思っている方は必見!
結論を先に書くと、
・初学者はネット試験がオススメ。
・PCに抵抗が無い人や緊張しやすい人、
試験の独特の雰囲気が苦手な人は、
ネット試験を強くオススメ!
・ネット試験とペーパー試験の違いはほぼ無し。
ただそれぞれメリット・デメリットあるのは確か。
記事の前半では、
ネット試験の申込方法、
ネット試験とペーパー試験の違いを解説。
記事の後半では、
ネット試験がなぜオススメかを解説します。
この記事を読み終える頃には、
簿記の試験の申込が出来て、
前向きに試験に向けてスタートが切れます!
簿記3級のレベル
まず簿記三級のレベルを商工会議所の公式HPで確認。
出典元:日本商工会議所Webサイト
https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping/class3
つまり全社会人の基礎知識かつ、必須スキル!
ネット試験とペーパー試験の違い
それぞれの違いはこちらになります。
出題範囲や受験料は同じなので安心出来ますね。
大きな違いは、
・いつでも受験可能か?
・合否がすぐわかるか?
ここは好みの部分もあると思いますので、
どちらが自分に向いてるかで決めて良いと思います。
ネット試験の申込方法
未登録の人の申込方法
新しく出来た試験なので簡単に申し込み方法を解説します
下記のページから、IDの登録と受験申込を行いましょう。
テストセンター空席情報サービスにアクセスして、
自分の希望する日程で申し込みするだけです!
①簿記3級を選択
②希望エリアと日程を検索
③空席状況を確認する
④テストセンターと受験可能時間を選択
⑤ログインし申し込みへ
①CBT申込へ
②「お申し込み」をクリック
③「選択する」をクリック
④「次へ」をクリック
⑤地域・日程を選択して、
「検索」をクリック
⑥試験会場、受験可能日を選択
⑦受験可能時間帯を選択して、
「確定」をクリック
以上です。
申込完了!
ネット試験の概要・注意点
概要
・試験時間
2級90分、3級60分です。
2021年6月のペーパー試験から試験時間はネット時間と統一されます。
試験時間の違いはあくまで一時的な措置です。
・配点
問題数も5問から3問に減っています。
減った分が第一問と第三問に集約されてます。
事前に把握しておきましょう!
・持ち込めるもの
電卓のみです!
メモしたいのに!と思った人いますよね?
テストセンターがA4サイズの白紙2枚を用意して、
配布してくれますので安心してください。
自分が持ってきたペン類の持ち込みは出来ません。
時計も持ち込み出来ませんが、
パソコン上で確認出来るので安心して良いと思います。
注意点
・ネット試験の受講方式を理解しておく
実際の試験問題について見て見ましょう。
こちらがサンプルになります。
出典元:日本商工会議所Webサイト
実際の画面についてはこちらの動画がオススメ。
「せだあつこさんチャンネル」
動画【商簿記ネット試験の解き方や操作方法を解説します】
実際私が受けたネット試験と見た目・入力方法は、
一緒なので参考になります。
・いつでも受けられるからといってダラダラしない
ネット試験は随時試験を行っておりますので、
自分でスケジュールを決められます。
しかし逆に言うと決まった試験日がありませんので、
いつまでも勉強し続けられます。
オススメはまず先に2ヶ月後か3ヶ月後の試験に申し込みをする。
その後学習を始めましょう!!
ネット試験・ペーパー試験メリット・デメリット
表にしました。こんな感じですね。
ペーパー試験は他の資格試験や受験と一緒なので、
イメージしやすいと思います。
あの独特な雰囲気が苦手な人いますよね?
そんな人は緊張せず自分の力を出しやすい、
ネット試験があるのは嬉しいですよね。
初学者に【ネット試験】がオススメな5つ理由
問題と解答が一緒にパソコンに表示される
こちらは多くの人がデメリットと言っているかもしれませんが、
実際に受けた自分としてはメリットになりました。
簿記は仕訳が重要というか、
仕訳で全てが決まると言っても過言ではないですよね?
その中で自分の解答=つまり仕訳が正しいかを見直す時に、
問題がすぐ上にあると問題と答えの比較もしやすく、
確かめやすいです。
問題用紙に書き込み出来るメリットよりも、
確かめやすい方がメリットと感じました。
メモ用紙と筆記用具は与えられるのでメモ自体は出来ますよ。
解答も綺麗な文字で出てくる
字を綺麗に書けないと思う人には、
メリットと感じるのではないでしょうか?

私は字が汚いので大きなメリット!
簿記3級は試験時間60分と短いので、
書く時間が惜しくて早く書くと、
余計に読みにくい字になります。
読みにくい字だと間違いを誘発しやすく、
見直す時も読みにくく余計に時間がかかります。
その点、パソコンに表示される文字は綺麗で見やすいです。
つまり見返した時も見やすく、
間違いを誘発しないし確かめる時も確かめやすかったです。
更にメモする回数も減りますので、
効率的に解答が出来ます。
表がきちんと整列整理されているので見やすい
私が受けた時は、決済整理仕訳が出題されました。
借方貸方も整然と並んでいるので見やすかったですよ。
自分で問題文に書き加えるより、
見やすく計算がしやすかったです。

桁数も正しく並んでいて計算間違いを減らせました!
ペーパー試験だと元の金額から変更する時は、
問題用紙に書き加えたりすると思います。
ネット試験だと直接打ち込んでおけばメモする必要もなくなるし、
正しく落ち着いて問題を解けました。
すぐ合否結果が出る
試験を受けてから結果出るまでドキドキしますよね?
ネット試験だとそのドキドキが一瞬だけなので、
緊張しやすい人にはうってつけ!
試験に落ちてしまったとしても、
すぐ次の試験に向けて再勉強出来るのも良いと思いました。
ペーパー試験だと試験結果を待つ時間があるのですが、
ネット試験では待つはずの時間も勉強時間に使えるのは、
良いメリットだと思います。
集合時間から試験時間までの待ち時間がない
実際に試験を受けた人にしかわからない点だと思いますが、
試験時間の30分前~5分前には試験会場に行かないといけないのですが、
試験会場に着いた順から試験を受けます。
つまり試験を受ける人が全員揃って、
試験監督員が説明して、
説明終わって10分くらいそのまま待つ…みたいな、あの時間がないんです!
試験会場着いたら即試験になるので、
復習したい人は試験会場で受付をする前にやっておいてくださいね。

時間が有効的に使えますね!
まとめ
解説は以上になります。
ネット試験を受けた感想としては、
緊張もしないし、かなり解きやすいです!
更に自分の都合で試験日を決められますので、
読み終えたらまずは最寄りのテストセンターを検索し、
受験を申込みしてもらえると嬉しいです。
読んでいただきありがとうございました!
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